本日のプログラムは
●若者のための働き方改革を学びましょう
でした。
新潟働き方改革推進支援センター登録アドバイザー 社会保険労務士の石丸様から「若者のための
働き方改革を学びましょう」というテーマで講演していただきました。
1 働き方改革の背景と意義
・2065年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は38%台になると推計されている。
・魅力ある職場づくりの実現による中小企業・小規模事業者の人で不足解消のチャンスである。
・長時間労働は、健康の確保だけでなく、仕事と家庭生活の両立を困難にし、少子化の原因や女性の
キャリア形成を阻む原因、男性の家庭参加を阻む原因になっている。
・長時間労働を是正すれば、ワークライフバランスが改善し、女性や高齢者も仕事につきやすくなり、
労働参加率の向上に結びつく。
・どのように働いてもらうかに経営者の関心が集まり、単位時間当たりの労働生産性向上につながる。
2 法令改正のポイント
・時間外労働の上限規制を設ける。
・年5日の年次有給休暇を取得させることを企業に義務づける。
・同一労働同一賃金。同一企業内における正社員と非正規雇用労働者との間の不合理な待遇の差をなくし、
どのような雇用形態を選択しても待遇に納得して働き続けられるようにすることで、多様で柔軟な働き方を
選択できるようにする。
3 困った時の相談先
《参加者の感想(一部抜粋)》
・時間外労働や有給休暇について細かい決まり事を知ることができました。自分に大きく関わることなので、
よく覚えておこうと思いました。
・働き方改革という言葉は、ニュースなどで目にしたりすることはありましたが、具体的な中身については
ほとんど知りませんでした。今回の講座で、有休や賃金、残業に関する具体的な変更点を学ぶことができ
ました。今後、仕事に就く際に大いに役立つと思いました。
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✿おまけ✿
【今日は何の日】
・ 5日は ・・・啓蟄(二十四節気の一つ。地中にひそんでいた虫がはい出てくる)
・ 6日は ・・・シャープが世界初のカラーファクシミリ発表(1990)
・ 7日は ・・・山口百恵が三浦友和との婚約発表(1980)
・ 8日は ・・・大相撲、初の大阪場所開催(1953)
・ 9日は ・・・世界初の海底道路、関門国道トンネル開通。全長3461m(1958)
・10日は ・・・小野田寛郎さん、ルバング島から救出(1974)
・11日は ・・・パンダ発見の日 フランス人神父ダヴィトが中国奥地の民家で白と黒の熊の
1111111111111111毛皮を見せられ、世界中にパンダが知られるきっかけになる(1896)