【活動日記】コミュニティスペース2月23日

更新日:2017年02月23日

本日のプログラムは

 

暮らしのトラブル№4

四コママンガ並べ替え

 

でした。

 

約1か月ぶりに暮らしのトラブルに取り組みました。

 

ケース4 使用禁止のすべり台が壊れてケガをしたが損害賠償できるか?

我が家の近くの公園には、最近問題になっているすペり台があります。すペり台はかなり古く

なっていて、危ないので撤去してほしいと市に要請したのですが、「今年は予算がとれないの

で無理です。使用禁止の貼り紙をしておきます」との回答でした。

その後、すペり台の階段が壊れ近所の幼稚園児が転落し、じん帯損傷の大ケガをしました。

市は、使用禁止の遊具を勝手に使わせた親に監督責任があると言って、補償に応じないそう

です。ケガをした子の親はこのまま泣き寝入りしなければならないのでしょうか。

 

A 市は全額損害賠償をしなくてはいけない。・・・・・1名

B 治療費の半分だけ市に請求できる。・・・・・・・・4名

C 市に損害賠償請求できない。・・・・・・・・・・・5名

 

解説

市などの地方公共団体には、所有する工作物などについて市民が安全に使用することができる

ように管理する義務があります。市営の公園についても同様で、プランコやすべり台などの遊具

を定期的に点検し、破損や欠陥があれば修理・撤去などの対応をしなければなりません。また、

遊具そのものの点検を行っていて問題がなかったとしても、他の地域で事故が報告されているよ

うな場合には、安全を確保するために遊具を設置する位置や周囲の設備についても検討する必要

はあると言えます。

今回のケースでは、市は、点検どころか市民からの要請があっても予算不足を理由に対応しない

など管理義務を果たしたとはいえません。今回のすべり台は、法律的にいうと「公の営造物の設置

または管理に擬庇がある状態」であり、国家賠償法による損害賠償の対象になります。

 

 

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1111111四コママンガ並べ替え

 

《参加者の感想(一部抜粋)》

・どちらか一方にだけ責任があるということではなく、責任相殺があり、状況によって判断される

ことが分かりました。

・市などの地方公共団体が所有する物をどのように管理し、どんな責任があるのかわかりました。

・四コママンガを今まで何気なく見ていましたが、短い中に物語を作り上げるのはなかなか難しく、

作家はすごいと思いました。

・四コママンガ並び替えでは、セリフや絵を頼りに正しく並び替えたつもりでしたが、3つの内2つ

も間違えてしまいました。

 

 

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✿おまけ✿

【今日は何の日】

・23日は  ・・・民家に侵入しては2時間ほど戸締まりなどについて説教をしていく「説教強盗」

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・24日は  ・・・「月光仮面」放送開始(1958)

・25日は  ・・・フィリピンでアキノ新大統領の就任式。20年のマルコス政権崩壊。マルコス夫妻は

111111111111111111111111111111111111111111111111111111111アメリカへ亡命(1986)

・26日は  ・・・「昭和維新」を目指す若手陸軍将校ら、高橋是清蔵相、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎

1111111111111111111111111111111111111111111教育総監を殺害(二・二六事件)(1936)

・27日は  ・・・人力飛行機、初飛行に成功(1966)

・28日は  ・・・「寅さん」シリーズ、最長シリーズ映画としてギネスブックに (1983)

・29日は  ・・・2・26事件の反乱部隊に原隊復帰命令 (1936)

・3月1日は ・・・「アンネの日記」のアンネ・フランク、収容所で病死。享年16歳(1945) 翌年生き残った

11111111111111111111111111111111111父親により隠れ家での生活を綴った日記が刊行される