本日のプログラムは
●労働時間とは
●大盛りどんぶり 一丁あがり!
でした。
「労働時間とは」のワークシートに取り組みました。
1 休憩時間中に電話当番をさせられました。電話は全くかかってこなかったので,会社からは
労働時間には当たらないと言われました。正しいでしょうか。
2 休憩時間は12時から13時までと決められていますが,12時30分まで仕事をしたので,自分
の判断で13時30分まで休憩をとることはできますか。
3 入社するときに,社長から「みんなより30分早く出勤するなら採用する」と言われ,それを
承諾して採用されました。就業規則では1日7時間30分と定められているのですが,承諾した
以上は仕方ないのでしょうか。
4 労働基準法34条では,労働時間が6時間を超える場合は途中で45分の休憩を与えなくては
いけないと定めています。会社は6時間勤務なのですが,休憩時間はありません。違法ではな
いでしょうか。
5 他の会社では昼の休憩時間が1時間で午後5時には退社できます。私が勤務する会社では昼の
休憩時間が2時間もあり,退社が午後6時になります。違法ではないでしょうか。
6 仕事をしているわけではないので,作業の準備や後片づけは労働時間に含まれない。正しいで
しょうか。
解説
労働基準法では,1日8時間,週40時間を労働時間の上限としています。
労働者が会社に拘束される時間を拘束時間といいます。そのうち,使用者の指揮監督下にある
時間が労働時間であり,実際に仕事をしているかどうかは問われません。指揮監督下にない時間
が休憩時間であり,指揮監督下とは,労働から離れることが保証されているかどうかで判断します。
労働基準法上の制限があるのは,拘束時間,労働時間,休憩時間のうち労働時間だけです。労働
時間は,実際に作業をしているかどうかは問われませんので,実際に作業を行っている時間だけ
でなく,客待ちの手持ち時間や,作業前の準備や作業後の後片づけの時間も労働時間に含まれます。
「大盛りどんぶり 一丁あがり!」とは、プラスチック製の半球に、フィルムケースをたくさん入れ
て、大盛りのどんぶりのようにするゲームです。半球の底は球面ですので、不安定です。さらに、
フイルムケース自体も滑りやすく、きちんと積み重ねるのは難しいです。グループ内で、役割分担
をしたり、どうしたら1個でも多くのフィルムケースを積み上げられるか試行錯誤しながら取り組み
ました。
《参加者の感想(一部抜粋)》
・労働時間と拘束時間のちがいがよく分かりました。毎回新しいことを学べて役に立ちます。
・半球にフィルムケースを入れていくのは、グラグラしてなかなか安定してくれなかったので、
難しかったです。でも、最後にフィルムケースを全部積むことができてよかったです。
・大盛りどんぶり 一丁あがり!では、フィルムケースを65個積めたので良かったです。
フィルムケースを懐かしく思いました。
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✿おまけ✿
【今日は何の日】
・13日は ・・・大江健三郎ノーベル文学賞受賞(1994)
・14日は ・・・長嶋茂雄「巨人軍は永久に不滅です」の名ゼリフを残し引退(1974)
・15日は ・・・山口百恵、芸能界引退(1980)
・16日は ・・・原油価格21%値上げで、オイルショック起こる(1973)
・17日は ・・・川端康成ノーベル文学賞受賞(1968)
・18日は ・・・アメリカの木星探査機「ガリレオ」発射成功(1989)
・19日は ・・・福井謙一、ノーベル化学賞受賞(1981)