【活動日記】コミュニティスペース10月13日

更新日:2016年10月13日

本日のプログラムは

 

労働時間とは

大盛りどんぶり 一丁あがり!

 

でした。

 

「労働時間とは」のワークシートに取り組みました。

1 休憩時間中に電話当番をさせられました。電話は全くかかってこなかったので,会社からは

労働時間には当たらないと言われました。正しいでしょうか。

2 休憩時間は12時から13時までと決められていますが,12時30分まで仕事をしたので,自分

の判断で13時30分まで休憩をとることはできますか。

3 入社するときに,社長から「みんなより30分早く出勤するなら採用する」と言われ,それを

承諾して採用されました。就業規則では1日7時間30分と定められているのですが,承諾した

以上は仕方ないのでしょうか。

4 労働基準法34条では,労働時間が6時間を超える場合は途中で45分の休憩を与えなくては

いけないと定めています。会社は6時間勤務なのですが,休憩時間はありません。違法ではな

いでしょうか。

5 他の会社では昼の休憩時間が1時間で午後5時には退社できます。私が勤務する会社では昼の

休憩時間が2時間もあり,退社が午後6時になります。違法ではないでしょうか。

6 仕事をしているわけではないので,作業の準備や後片づけは労働時間に含まれない。正しいで

しょうか。

 

解説

労働基準法では,1日8時間,週40時間を労働時間の上限としています。

労働者が会社に拘束される時間を拘束時間といいます。そのうち,使用者の指揮監督下にある

時間が労働時間であり,実際に仕事をしているかどうかは問われません。指揮監督下にない時間

が休憩時間であり,指揮監督下とは,労働から離れることが保証されているかどうかで判断します。

労働基準法上の制限があるのは,拘束時間,労働時間,休憩時間のうち労働時間だけです。労働

時間は,実際に作業をしているかどうかは問われませんので,実際に作業を行っている時間だけ

でなく,客待ちの手持ち時間や,作業前の準備や作業後の後片づけの時間も労働時間に含まれます。

 

「大盛りどんぶり 一丁あがり!」とは、プラスチック製の半球に、フィルムケースをたくさん入れ

て、大盛りのどんぶりのようにするゲームです。半球の底は球面ですので、不安定です。さらに、

フイルムケース自体も滑りやすく、きちんと積み重ねるのは難しいです。グループ内で、役割分担

をしたり、どうしたら1個でも多くのフィルムケースを積み上げられるか試行錯誤しながら取り組み

ました。

フィルムケース

 

 

 

《参加者の感想(一部抜粋)》

・労働時間と拘束時間のちがいがよく分かりました。毎回新しいことを学べて役に立ちます。

・半球にフィルムケースを入れていくのは、グラグラしてなかなか安定してくれなかったので、

難しかったです。でも、最後にフィルムケースを全部積むことができてよかったです。

・大盛りどんぶり 一丁あがり!では、フィルムケースを65個積めたので良かったです。

フィルムケースを懐かしく思いました。

 

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✿おまけ✿

【今日は何の日】

・13日は  ・・・大江健三郎ノーベル文学賞受賞(1994)

・14日は  ・・・長嶋茂雄「巨人軍は永久に不滅です」の名ゼリフを残し引退(1974)

・15日は  ・・・山口百恵、芸能界引退(1980)

・16日は  ・・・原油価格21%値上げで、オイルショック起こる(1973)

・17日は  ・・・川端康成ノーベル文学賞受賞(1968)

・18日は  ・・・アメリカの木星探査機「ガリレオ」発射成功(1989)

・19日は  ・・・福井謙一、ノーベル化学賞受賞(1981)